2013年2月8日 ブロッコロ・ロマネスコ

Broccolo Romanesco
12月からの寒波襲来にはじまりずっと寒い状態の中で、あきらめかけてたロマネスコですが
葉っぱの陰でしっかり成長してました。大きさも中々あり、もう少しで収穫までこぎつけました。
自然界のフィボナッチ数といいますか、フラクタルな形状ともうしますか、まこと美しい形状で
僕は、個人的に大好きな植物ですね。
まだまだ、小さくて葉っぱにうずまってるのもありますが、ここまでこれば気温の上昇に伴い
3段ロケットの最終に点火して一気に花開くでしょう。
いや、花ひらいちゃまずかったです。
ロマネスコは、未成熟の花蕾と花梗を食用するわけですから花が開いてはいかんですね(笑)
よく考えてみると、野菜は気の毒なかんじがしますね。なにせ、野菜の定義の中に
「もっとも食べられたくない時に食べられる植物」というものもあります。
(野菜の定義に関しては色々ありますが、ソムリエの授業中に語られた一つです)
種から始まり芽が出て双葉となり本葉。グングン成長して、花を咲かす準備の手前で収穫され
みんなのお腹にはいってしまうわけですからね。え?じゃ、種はどうできるの?と思っちゃう
鋭い方もみえます?一般的な農法では、種は一切できません。買うのみです。
また、現代のF1種の植物から種を取ったところで、次に出来上がるのは悲惨な植物のみです
このまま話をすすめると、ロマネスコからそれちゃうので、閑話休題。
このロマネスコ、属性としてはカリフラワーになります。16世紀ごろヨーロッパで
ブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせで作られました。
味は、ブロッコリーよりでアスパラ風味も感じられます。食べ方も茹でてよし、蒸してよし、
炒めてよし、揚げてよし。全くブロッコリーLIKEな使い方です。パスタもいいすねー
最近、嫌われ野菜の上位にくりカリフラワーの逆襲だと思っています。冷蔵技術が進化した
結果、カリフラワーはブロッコリーに押し出され、徳俵に足がかかっている状態から
一気に巻き返せるか、見ものです。
来週月曜日あたりから、少しづつ出してみますね。
出荷時には、レシピをブログに載せますね。
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